旅するイタリア語:ヨーロッパ唯一!和服のマリアと武士像がある港町へ

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ローマ 港

2016年11月29日にNHKでテレビ放送された「旅するイタリア語(再放送は11月30日)」の放送は「#09 和服の聖母子に出会う」です。

東儀秀樹さんとエヴァさんはローマ市内を離れて、港町の「チヴィタヴェッキア」へ。
ローマ市内からおよそ車で1時間の距離にある小型クルーズの寄港駅で観光客で賑わうスポットです。いいですねぇ、港町!

実は、この街は日本と深い縁があるとのことです。その証拠に街には侍の像があります。
約400年前にイタリアの港町であった日本人との出会いの絆が今もなお脈々と息づいています。どうやら伊達政宗と関係があるとのことです。どんな物語があったのでしょうか?

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和服のマリアと侍の銅像があるイタリアの港町の秘密を探る

東儀秀樹さんとエヴァさんが来たのは海が見える港町です。ローマから車で1時間の距離にあるので、ローマに来たらショートトリップには良いスポットですね。またクルーズが寄港するので、船で手軽に地中海クルーズするというのも乙なものです。

エヴァさんは曰くは、ここは日本とゆかりの深いエリアだとか。どういったつながりがあるのか見ていきましょう!

侍の像がイタリアの街にあった!

2人が来たのは「Piazza Luigi Calamatta(カラマッタ広場)」です。
ここに、日本とのゆかりの証拠があるようです。なんとそこにあったのは侍の銅像です。
お侍の名は「支倉常長」というお方です。

Wikiによると、

支倉 常長(はせくら つねなが)は、安土桃山時代から江戸時代初期にかけての武将。桓武天皇を祖先とする血筋でありながらも伊達氏の家臣として活躍。慶長遣欧使節団を率いてヨーロッパまで渡航し、アジア人として唯一無二のローマ貴族、及びフランシスコ派カトリック教徒となった。幼名は與市、初名は六右衛門長経、洗礼名はドン・フィリッポ・フランシスコ。

支倉 常長が来たのは1615年のことで、400年前の出来事です。彼は、主君の伊達政宗の命令によりこの地に赴いたようですよ。伊達政宗の名ということは、東北ですね。
正確には、石巻とチヴィタヴェッキアが姉妹都市関係にあるようです。
姉妹都市といえばスペインのパンプローナと山口市がそういた話がありましたね

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いやー、東北とローマが戦国時代からつながっているとは・・・
イタリアのしかも史跡の多いローマ圏に立派な武士の銅像があるなんてすごいギャップです。
いったいここには日本とイタリアのどういった関係があるのか気になるところですね。

和服のマリアがある教会へ

この武士像と繋がりあるところへ、ということで来たのは「Chiesa dei Santi Martiri Giapponesi (日本聖殉教者教会)」です。殉教した聖人たちのために建てられた教会です。

教会は第二次世界対戦後大破してしまい、その後建てなおして現在の教会となっています
そして、ここのビックリポイントが聖母マリアが和服を着ている!

mayさん(@may_59)が投稿した写真

画のタッチも日本画でこんなマリア像があるなんて驚きです。しかも教会の壁にも家紋らしき彫刻が施されていて、キリスト教の建物なのに和のテイストが色濃くあります。
この異空間に東儀さんは感動したところで、今回のキーフレーズが登場!

Che meraviglia!
なんて すばらしいんだろう

教会のスタッフに話を聞いてみたところ、日本人最初の殉教者たちを記念して作られた教会で、この和服のマリアはヨーロッパで唯一とのことです。確かに他では見れないでしょうね。

しかし、この絵画の作者は一体誰でしょう?
ヨーロッパの人が描いたとは思えないです。

そうすると壁画の中に作者の自画像が紛れています。その風貌から明らかに日本人でした。
作者はキリスト教徒である長谷川路可です。
彼が1951年にイタリア滞在中に壁画の制作を頼まれ、修道院に寝泊まりして6年の歳月をかけて仕上げたようです。

教会に日本画のエッセンスがある壁画はやはり雰囲気が全く違います。
この絵があることで、イタリアと日本のつながりを強固なものにしているようです。

こんなイタリアの港町に意外な日本とのつながり、うーん世界は広いですね!

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ラファエロの超絶技巧がわかる聖母像

続いては「ヤマザキマリの独断美術館」です。このコーナーも3回目です。
ヤマザキさんは2回にわたってラファエロを掘り下げるみたいですよ。ヤマザキさんは、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロのルネサンス三大巨匠をパートナーに選ぶとすれば、ラファエロ一択らしいです。
そのオススメする理由を絵画解説で語ってくれますよ。ということで、美術館へ。

今回はピッティ宮殿のパラティーナ美術館へきました。
ここにあるラファエロの作品が今回紹介する画ですよ。
それは「大公の聖母」でラファエルの名作です。

Alice Bitkovaさん(@alicewtf)が投稿した写真

ラファエロの色使いやタッチすごく伝わってきて黒の使い方が本当に凄い!
ヤマザキさんが シンメトリーな顔を掻く難しさをこの画を通じて解説してくれますが、この表情を出すために、求められる完璧なバランスで書かれていて、これが1ミリでもズレてしまうと全く違うものになってしまうのだとか。

確かに、正面を描いた顔ってほとんど見ないですね。正面顔は超難しいってことですね。
これを自然に描いているラファエロはハンパない。

そして、お次の絵で「小椅子の聖母(Madonna della Seggiola)」です。

こちらは先ほどの絵とはまったく違っていてすごく明るい色彩で可愛らしい。
人間味あふれる絵ですね。

この2つを描き分けられるラファエロは女性の絵描き方をよく分かっている人だとヤマザキさんは分析します。女性のことに関心が高く、女性のことをよくわかっているラファエロ一択とのこと。なるほど、説得力あります!

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