隈研吾のアナザースカイ:国内初のスタバ、新国立競技場、根津美術館を設計する建築家は中国へ

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三亜

今回のアナザースカイのゲストは建築家の隈研吾さんです。

隈研吾さんといえば、総工費で議論を呼び起こした新国立競技場の新しい設計を担当する日本を代表する建築家の1人です。

そんな隈研吾さんのはアナザースカイは中国です。今回は、隈さんの中国出張に3日間に密着して、上海、中国のハワイと呼ばれる三亜、北京などを訪れ中国内を飛び回ります!

また番組内では、新国立競技場の設計秘話も初告白です。
今回のアナザースカイで、建築を見るのがもっと面白くなるはず!

放送内容ついては「隈研吾の”アナザースカイ”はどんな内容?」以降で紹介です!

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新国立競技場を設計する隈研吾のアナザースカイ「中国」

今回のアナザースカイでは、ゲストの思い出の地というよりも密着取材の構成です。
というのも、ゲストである隈研吾さんは世界を舞台に活躍する建築家。

今回はそんな彼の出張に同行する形で中国に向かいます。

中国はダイナミックな建築が数多く建てられるスポットです。
これは「世界ふしぎ発見!」の中国特集でも紹介しましたが、ホントにダイナミックでした。

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そんなスケールの大きなプロジェクトが数多くある怒涛の中国出張3日間に密着です!

隈研吾が建築した有名な建物は?

さて隈研吾さんはどんな建築物を設計してきたのか?

彼は様々な公共施設の設計をしていて、木材などを生かした建築や、格子を取り入れた建築を多く手がけてます。身近なところでは東京ミッドタウンにあるサントリー美術館、青山にある根津美術館などがあります。行ったことある方も多いのではないでしょうか?

サントリー美術館

サントリー美術館さんの公式Twitterでの「休館日のお知らせ」で出てくる写真が綺麗です。

根津美術館


根津美術館さんの公式Twitterの夜の風景もステキです!

また、根津美術館は隈さんのインタビューがYouTubeにて公開されています。

また、地方では富山市にあるTOYAMAキラリなども有名ですね。

この圧倒的な吹き抜けの気持ちよさ!

そして商業施設では、東京の中目黒にオープン予定であるスターバックスの新店舗形態「スターバックス リザーブ ロースタリー(Starbucks Reserve Roastery)」を設計。こちらは焙煎をこの店で行うスタバの新コンセプトストアで国内初です。

スタバとは、福岡県の「スターバックス コーヒー 太宰府天満宮表参道店」に次いで2度目のコラボのようですね。

ryo_a_さん(@ryo_a_)がシェアした投稿

その他幅広い分野の建築を手がけています。

隈研吾のアナザースカイ「中国」はどこへ?

隈研吾さんはアナザースカイの中国でどこへ行くのか?

それはもう完全に弾丸ツアーです。上海で現場視察して、三亜に立ち寄り、北京の旧市街地区のプロジェクト完成を見届けるなど。3日間で驚くほどの目まぐるしさ!

ちなみに最近の隈研吾さんが手がけた中国の建築では、杭州の「中国美術学院民芸博物館」があります。

隈さんの建築を100倍面白くさせる”粒感”というキーワードも気になるところ。

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隈研吾の”アナザースカイ”はどんな内容?

今回のアナザースカイのゲストは隈研吾さん。
新国立競技場の新しい設計を手がけている超多忙な建築家です。
それ故、隈さんに密着した夏からスタジオトークができたのは半年後という状況。

今の国立競技場が巨匠丹下健三さんが設計している後を引き受けるというだけで、
やはり日本でも限られた有数の建築家でなければ成し遂げられない大きな仕事ですね。

今回はそんな隈研吾さんの中国での怒涛の3日間出張の密着を中心に紹介です。
そして、スタジオトークでは、新国立競技場に対する想いを語るのを聞いていて”建築っていいな〜”と素直に感動しました。

隈研吾の密着は朝イチの上海から開始!

朝一番の便で上海虹橋国際空港に降り立った隈研吾さん。
最初に中国来たのは1998年とのことで、かれこれ20年近くは通ってる国です。

隈さんは、すぐに設計地の2017年4月完成予定の浦東区の複合施設です。
広さは32,000㎡で、東京ドームが 46,755㎡なのでどれくらいの大きさか見当がつくのではないでしょうか?

こちらのプロジェクトは工期は順調なようですが、隈さんは現地視察に赴きました。
その理由は、現場に行かないとわからないことが多いからです。そして問題がまだ芽の段階で摘んでおかないと取り返しのつかないことになるのをよく知っているからです。

実際に、細かなとこでいろいろ問題点が見えてきてその修正をかけていき、この施設全体をくまなく見て回ります。気温33度で湿度79%と蒸し風呂のような環境で現場確認を1時間半。

隈さん汗だくです。

隈研吾は過密スケジュールで上海を駆け巡る

今度は2018年完成予定の長寧 大型オフィスビルの説明プレゼンへ。
こちらの規模は167,000㎡でさっきの複合施設の5倍以上の規模の建築ですね。

隈さんのプレゼンでびっくりしたのは、中国人相手なのに隈さんの日本語のスピードが速い。
日本人相手のほうがもう少しゆっくり喋るとのことで、これは翻訳者のスキルが半端ないですね。

つづいでは、上海での自分の建築事務所へ。
ここではアイデアを図面に落として細かな指示を出していく様子は真剣そのもの。でも、打ち合わせが一息つくと拾った猫を見せる場面も。隈さんは猫好きみたいで、先ほどの仕事のチェックの緊張感とは打って変わってなごみます。

事務所で休む間もなく今度はゴルフ場へ。こちらはクラブハウスの敷地だけで26,000㎡もあるアジアで1番大きいゴルフ場とのことらしいです。コースデザインをジャック・ニクラウスが手がけたとのことでおそらく「上海リンクスゴルフ&カントリークラブ」ではないかと思いますが・・・
完成は未定ですが、敷地内で20,260㎡の隈さん設計ホテルを作るため、今回初めて建設予定地を訪れてました。

そして、上海で一泊もすることなく、そのまま夜には飛行場へ。

中国のハワイと言われる三亜へ

上海の次は南に1900キロほどの海南島に移動です。ホテルに付いたのはなんと夜中3時。
ここから本日朝の9時半から打ち合わせが、これだけ忙しいと風邪もおちおちひけないですね。この予定をこなすのを見ているだけで疲れてきました・・・

この日の現場は、海南島で世界リゾート業界が注目する”中国のハワイ”と呼ばれる三亜です。ここの鳳凰島と呼ばれるエリアにあるユニークなホテルが建っています。

Enjie Tangさん(@tej6080)が投稿した写真

そのホテル脇の緑の空いたスペースがあるからということで、三亜美術館を設計する依頼を受けたようです。こちらの完成は未定ですが6,400㎡の予定。

ここのクライアントとの打ち合わせで、美術館のために海岸の形を変えてでも好きな設計をしてオッケーとのお言葉が!? それだと地図変わっちゃいますが問題ないの?
中国ののこういったダイナミックさにびっくりします。

隈研吾が建築で大事にしている”粒感”

隈さんの中で建築する大事にしてるのは”粒感“というもの。これはその場所で感じる土地が持つ固有の質感のことを意味しています。

クライアントさんが写真などの素材だけ送ってきて設計をお願いされるケースもあるらしいですか、隈さんは必ず現地に行って自分の足で確認します。
現場を見ないと粒感には気づかないし、それが見えてこないと設計する気がおきないということで、五感を使って現場で感じることがやっぱり大事なんですね。

そういったことに気づいたのは、1994年に建てた高知県の雲の上のホテルの設計をしたときだそうです。

@kimi_archi.sightsが投稿した写真

雲の上ホテルで、地域産業が林業であるクライアントから注文されたのは地元梼原の木を使うこと。この制約から、隈さんが自然素材で設計する楽しみに気づいたようで、ここから設計する楽しさが10倍ぐらい面白くなったと語ります。

隈さんいわく、自然素材であるが故にコンクリートよりも木材のほうが図面を書くの何倍も難しいみたいです。この体験から、隈さんは”粒感”を非常に大事にしています。

隈研吾の”粒感”を活かした建築

粒感は素材だけから得られるものではないようで、そのヒントが北京の下町の胡同にあったようです。都市開発によりなくなりつつある胡同の迷路のように入り組んだ通路の懐かしさを思い起こさせる感覚を建築に取り入れたのが三里屯太古里です。

この商業施設では、あえて幅の違う通路にして現代版胡同を提案。

そして、胡同にある四棟が中庭を取り囲む伝統建築様式の四合院にある粒感を取り入れたのがホテルのオポジットハウス

@oppositehouseが投稿した写真

この建物では四方を客室が取り囲む現代版の四合院を誕生させた。こうした様々な現地で感じ取った粒感を建築に生かしています。

隈研吾のアナザースカイは北京

隈さんのアナザースカイ北京である理由は、三里屯SOHOのようなビックプロジェクトを手がけているだけでなく、海外で初めての仕事をして隈さんの建築が海外で広く知られるようになったターニングポイントとなった場所だかです。
そして、その建築は万里の長城近くにある竹の家です。

2002年完成で、吉永小百合さんのAQUOSのCMロケで使用されたことでも有名なところ。
この家の設計は、隈さんが雲の上のホテルで自然素材に魅せられてから10年目に手がけた作品です。

竹の家は、当初の図面では6センチのピッチで綺麗に揃えるつもりが、現場では厚さバラバラの竹が届くアクシデントが。でも、現場で見るとその不均一が意外によかったのだそう。

日本だとちゃんと図面通りの材料をきっちり揃えるのが当たり前ですが、そういうことが通用しない世界で新たな気づきと自由な発想を手に入れたと隈さんは語ります。

そして、密着中に佳境だったのが、隈研吾オフィスのリニューアル含む複合施設を作る胡同再生計画の現場確認です。取材のときにはほぼ8割方出来上がっている段階でも、現場へ通いつづけて完成したのは2016年の冬です。

胡同の元々あるレンガの素材感を活かしたモダンな事務所で胡同の新旧をうまく取り入れています。

隈研吾の10年ごとのターニングポイント

隈さんは10年ごとにターニングポイントがあるらしく、1990年代の雲の上のホテルで自然素材を使う楽しさを覚え、竹の家で自然素材のありのままに使う良さを知り、2010年その素材を”編む“ことに気づいた。その代表的な建築がスターバックス コーヒー 太宰府天満宮表参道店です。

そして次のターニングポイントは2020年オリンピックの会場となる新国立競技場ですね。
現在の国立競技場を巨匠丹下健三さんが手がけたことを考えると、これを越える建築をつくるプレッシャーは相当なものだと思いますが、それを楽しめることができていると隈さんは語ります。

おそらく、隈さん自身が丹下健三さんのデザインを見て建築に憧れたその”建築に惹かれた思い“を後世に伝えたい強い気持ちがあるからのような気がしました。

今だから聞ける新国立競技場の秘話

2019年の11月に完成する新国立競技場は、高さ20メートルのところを走れるようになる設計です。これは誰でも気軽に来て国立競技場を楽しめるという配慮から。

騒動があったことで相当に注目される新国立競技場だからこそ、オリンピック後の活用など様々な状況を考慮されたのでしょう。この建物用図面を4000枚書いたとのことで意気込みハンパないですね!

でも”自分ひとりで書いたわけじゃないですよ”という言っちゃうあたりが、隈さんの自然体な人柄が出ていて良かったですね。

そして隈さんのような世界で活躍している建築家が精力的に活動していることで、我々は今までにない新しい空間や世界を触れることができるんだと改めて感じました。

アナザースカイをみて、建築を育てるのはやっぱり人っていうのがすごく伝わってきて建築が前よりも好きになりました!

隈研吾さんが訪れたところ

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